「仕事量」は向き合い続けなければいけない大きな悩みのタネですよね。 私の外資系サラリーマン時代も、 膨大な仕事量をどうこなすかの戦いの連続でした。 特に当時、私が仕事でお付き合いしていた 外資系企業のマネジメントクラスともなれば、 想像を絶する仕事量と責任を課されている人達ばかり。 そんな彼らとの仕事の中で学んだ、 過酷な仕事量の中でもキャパオーバーになることなく、 上手く対処していく方法をお伝えしたいと思います。
もくじ
仕事量に対処するときの最重要ポイント
膨大な仕事量への対処法に共通するのは、 『いかに自分自身が手を動かす作業を減らすか』 という視点です。 作業効率・スピードアップは大事なのですが、 『作業をこなす方法』よりも『作業を減らす方法』を考える、 という視点を持つことが一番重要です。 それでは解説していきますね。追われているときほど重要!タスクの明確化
仕事のボリュームとスケジュールに追われている時ほど、 1秒でも早く実作業に取り掛かりたくなるもの。 でも大量の仕事量をさばく上で重要なのは、 優秀な作業マシーンになって作業をしまくることではなく、 あなたが仕事の主導権を握るということです。 そのためにまずはゴールまでの最短ルートを描き、 必要なタスクをあなたが完全に把握していることが重要です。![](https://pj-freedom.com/wp-content/uploads/2017/09/business.jpg)
餅は餅屋に。タクスを振り分ける
タスクが明確になったところで、 まずは依頼できる業務を見極め、 自分の手元からタスクをどんどん手放していきます。 たとえばプレゼン資料を仕上げるために、 ・競合調査の部分は部下にデータを集めてもらう ・予算作成のために取引会社に見積もりを依頼する ・デジタル施策のパートは専門部門のスタッフを入れる などなど。 仕事量がさばけない人に共通しているのは、 すべて自分でやろうとしてしまうこと。 でも自分でできることなんてたかがしれています。 他の人の力を頼ること=自分の力不足、 という認識を持つ必要は一切ありません。![](https://pj-freedom.com/wp-content/uploads/2017/09/business-2.jpg)
重要なことは全力で、重要度の低いことはやらない
こうして自分の手元に残ったタスクに優先順位を付けます。 ここでいう優先順位の基準は、 スケジュールの緊急度ではなく内容の重要度です。 たとえばクライアントからの評価に直結するポイント、 売上を左右する事項などなど、 絶対に外せない重要なタスクがあると思います。 それらのタスクにあなたの100%の力を注いでください。 では残りのタスクはどうするかというと、 『やらない』のです。![](https://pj-freedom.com/wp-content/uploads/2017/09/no.jpg)
予めスケジュールをブロックしておく
作業時間の確保のために有効なのが、 スケジューラー上で作業時間をブロックしておくこと。 スケジューラーに空き時間があると、 容赦なく打ち合わせの依頼が入ってきます。 朝から晩までずっと打ち合わせが続き、 自分の作業時間が確保できるのは20時以降、 なんてこともザラにありますよね。 でもそれだといつまでたっても作業が後回しとなり、 肝心な作業に割ける時間が少なくなってしまいます。 作業は夜時間ができた時にするもの、 という意識を変え日中に作業時間を作るようにしましょう。![](https://pj-freedom.com/wp-content/uploads/2017/09/schedule.jpg)
簡単に仕事を引き受けない
そしてもう一つ重要なこと。 それは仕事の依頼が来た時に、 (もうパツパツなんだけどやろうと思えばできないこともない…) 「う〜…はいはい!わかりましたやります!」 と、妙な男気を見せて安易に仕事を引き受けないこと。 仕事を頼みやすいタイプの人というのは確かに存在します。 それは「断らない人」です。 一度「この人はなんだかんだやってくれる人」と認識されると、 次から次と仕事が舞い込んでくるようになります。![](https://threedays.co.jp/wp-content/uploads/2017/09/top-4.jpg)