芸能人はブログで生活できる位稼いでいる!という話はよく聞きますが、
ブログって一体どういう仕組みで収入が生まれるのか知っていますか?
かくいう私もブログに興味を持った当時は、
「商品の宣伝をしなくちゃいけないんでしょ?」
程度の知識しかありませんでした。
そして最大の疑問は「一般人の私でも収入になるの?」という点。
私はブログを始めて6ヶ月目で月40万円、
その2ヶ月後に50万円の収入になったのですが、
最初からブログ収入の仕組みがもっと分かっていたらな〜と思います。
そんな私が、ブログを始める前に知っておきたかった
「ブログ収入の仕組み」と、
「芸能人ではない一般人が1万円を稼ぐために必要な具体的な数値」
について解説したいと思います。
ブログを正しく理解しよう
※ここは前提知識なので、必要のない方は読み飛ばしちゃってください。
まずみなさん、「ブログ」って聞いて何を思い浮かべるでしょうか?
すぐに思い浮かぶのは、市川海老蔵さんのブログのような、
日々の出来事を書き留めたり発信したりしている「日記」のようなものだと思います。
ですのでブログ=「自分の個人的な日記」と思ってしまう人が多いのですが、
これは違います。
(ちなみにそのイメージから、
私の日記なんて誰も興味ないよ→だから誰も見ない→だから収入なんか稼げるわけない、
と思っている人は現実にかなり!!たくさんいます)
ブログは「媒体=メディア」です。
ブログはメディアである
メディアって何かというと、テレビ・雑誌のように
「情報を伝える手段となっているもの」のことです。
で、そのメディアで何を伝えるか(コンテンツ)は個人の自由です。
多くの芸能人のように自分の日常を日記のように発信している人もいれば、
美容情報に特化して発信している人もいる、
恋愛哲学をコンテンツにしている人もいるし、
雑学や豆知識をコンテンツにしている人もいる。
ブログとは個人が好きなことをコンテンツにして、
世の中に発信しているメディアなんですね。
日記だけがブログじゃありませんよ^^
莫大なインターネット広告費
ではテレビや雑誌といった「メディア」について考えてみると、
これらに必ずついてまわるのが「広告・CM」じゃないでしょうか。
多くの人(に限らずとも誰か)が目にするモノや場所というものは、
企業にとってそれだけ多くの人に自分達の商品や
ブランドを伝えることができる、有益な「広告媒体」になるんです。
それはブログでも同じことで、ブログとは企業にとっての
絶好の広告出稿場所なのです。
そしてこのインターネット広告費は本当に
爆発的に出稿量が増えていて、
2016年日本のテレビの広告費が1兆9,657億円に対して
インターネット広告は1兆378億円。
(参照:電通、2016年 日本の広告費)
テレビ・新聞・雑誌・ラジオでマス4大広告なんて言いますが、
新聞ですら5000億円しか広告費が使われていないんです。
それくらい、今や広告はテレビ・インターネットの2大巨塔時代なんですね。
このネット広告への広告費の切り替え、
というのは広告代理店で働いていた私は
本当に身をもってヒシヒシと感じてきました。
あと3〜5年後には確実にテレビ出稿費を抜くと思います。
そんな莫大な広告費が投入される媒体を個人で持てるなら、
やらない手はありませんよね。
ブログが収入になる仕組み
ということで、ブログはインターネット広告という、
巨大な広告費の受け皿になれる!!という前提知識をもとに、
ブログが収入になる仕組みを具体的に解説していきますね。
ブログ上でお金を稼ぐための仕組みは主に3通り。
1.Googleアドセンス 2.アフィリエイト 3.情報商材など自主コンテンツの販売
一つずつ紹介していきます。
ちなみに私はブログ初心者の頃、
ブログで稼ぐ=とにかくブログ内で興味もない商品をPRしまくる
だとばかり思っていて、
「そんなことやってまで稼ぎたくないなぁ…」と思っていました。
そんなことありませんので安心してください^^;
Googleアドセンス
まずインターネット広告と聞いて思いつくのは
「バナー広告」ではないでしょうか?
今やどのウェブページを開いても必ず表示されますよね。
Googleアドセンスとは、
自分のブログに企業のバナー広告を掲載し、
その対価として収益が支払われる、
というもので名前の通りGoogleが提供しているサービスです。
ちなみにちょっと元・広告代理店っぽい話をすると、
企業が広告代理店を通じてインターネット広告を出す時に
メインとなる出稿先はたいてい
YDN(Yahoo Display Network)/GDN(Google Display Network)です。
それぞれYahoo・Googleが提携しているウェブ媒体に
広告が表示されますよ、
という広告メニュー(アドネットワークといいます)なのですが、
YDNであればYahoo関連の媒体(YahooニュースやYahooメールなど)
をメインにバナー広告が表示されます。
一方GDNが提携している出稿先はYouTubeやアメブロなど。
その中の一つにこのアドセンスを使ったブログやウェブサイトも
含まれている、というわけです。
ちなみにこれがアドセンス広告です↓
[ad]表示される広告は人によって違います。
例えば、一度コンタクトレンズのことを調べたら、
その後ずっとコンタクトレンズのバナー広告が表示されるようになった、
といった経験はありませんか?
そんな感じで、個人のニーズやサイトの特性に合わせて
表示されるバナー広告は変わります。
Googleアドセンスが収入になるのは
そしてこのアドセンスは
①広告がクリックされたら
②広告が表示されたら(インプレッションといいます)
のいずれかで収入が発生します。
ちなみにこれはGDNが「クリック課金」か「インプレッション課金」で
企業にお金を払ってもらっているからです。
1万クリックで〇〇円、1万インプレッションで〇〇円、といった感じですね。
アドセンスのメリット・デメリット
ブログ収入という側面から見てアドセンスのメリットは
・収益発生のハードルが低い
・サイトに貼るだけで良いので簡単
というところ。
特に広告が表示されるだけでも収益が発生する、というのは、
一般人で集客に不安がある初心者からすると、
ブログ収入に取り組むハードルをグッと下げてくれる
ポイントではないかと思います。
一方のデメリットは単価が低い、の一言に尽きます。
アドセンスのクリック単価(CPCと言います)は大体20円くらい。
1回クリックされて20円ということです。
そして平均的なクリック率は1%〜3%程度です。
ちなみにインプレッション単価はその比にならないほど低く、
私の経験上ではだいたい1万回表示されて10円、といった感じです(笑)
ということでアドセンスである程度の収入を得ようと思ったら、
自分のブログにいかに大量の集客ができるか、がポイントになります。
ちなみに私はこのアドセンス広告の収入で、
1ブログで月収50万円を達成ました。
アフィリエイト
そして2つ目、ブログ収入と聞いて多くの人が一番に思いつくのが
この「アフィリエイト」だと思います。
アフィリエイトとは成功報酬型広告のことで、
その名前の通り表示した広告の成功条件をクリアした場合、
報酬が支払われる広告のことを言います。
一言でいうと、自分のブログで商品のPRをして、
そこから購入してくれる人がいたら紹介料としてあなたに収入が入りますよ、
ということです。
アドセンスはGoogleのサービスでしたが、
アフィリエイトを提供している会社はいくつかあります。
・Amazonアソシエイト ・楽天アフィリエイト ・APS(A8.netなど)
ちなみにアフィリエイトの成約条件にはCookie(クッキー)というものが関連してきます。
Cookie(クッキー)とは日時などサイトを訪問した時の情報を
一時的にPC上に記憶しておく仕組みのこと。
たとえば一度入力した情報をPCが記憶していて、
再度訪問した時に入力の手間が省ける、こういうやつです。
この仕組みを使って、アフィリエイトでは
ブログ内のアフィリエイトリンクをクリックした後、
その場ですぐ購入されなくても、
Cookie(クッキー)の有効期限内に購入されれば
報酬として認められる仕組みになっています。
参考までに、Amazonは24時間、楽天はなんと30日間もあります。
Amazonアソシエイト・楽天アフィリエイト
これはECサイトを運営している会社が、
自社サイトでの販売促進のために
アフィリエイトサービスを提供しているものです。
AmazonアソシエイトはAmazonで売っている商品が対象で、
売上の0.5%〜10%の報酬が支払われます。
この紹介料率は商品によって異なるのですがたいてい2%程度が平均です。
一方楽天アフィリエイトは、自分のランクと出店者の設定によって
紹介料率が異なるのですが、大体は1%です。
A8.netなどのASPサービス
アマゾンや楽天のように大規模なEC事業者のように、
自分たちでアフィリエイトサービスを運営できる
企業というのは少ないです。
ということで多くの企業、
ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる、
仲介業者を介してアフィリエイトサービスを提供しています。
日本で一番大きいASPはA8.netで、
16,000以上もの企業のアフィリエイト広告を
仲介している巨大APSです。
料率や報酬の発生条件は企業や商品により異なります。
アフィリエイトのメリット・デメリット
アフィリエイトのメリットはこんなところでしょうか。
①報酬単価がAdSenseに比べて高い
②記事次第で成約率を上げることができる
報酬単価はアドセンスに比べるとはるかに高いですよね。
1万円の商品が売れて料率が2%だったとすると成功報酬は200円。
アドセンスの平均クリック単価の10倍です。
ほかにも商品ジャンルによっては1成約につき
万単位の報酬が支払われるケースもあります。
逆にアフィリエイトのデメリットは、
ずばり「報酬発生のハードルが高い」ことですよね。
売れなければ収入は0円です。
そして個人的にもう1つデメリットと感じるのは、
書くブログ記事の内容が制限・固定されてしまうということです。
私は結構好き勝手なことを書いていたいタイプなので。
例えばAという商品を売りたかったら、
ブログ記事はAという商品の魅力や必要性を感じてもらえるような記事や
ブログの構成にしないといけないわけです。
まぁでも、これは考え方やブログの特性次第では
メリットとも言えるものなので、
一概には言えませんし、個人によるところかもしれません。
例えば筋トレに特化したブログでプロテインのアフィリエイトを行えば、
成約率はかなり高くなるだろうな、というのは想像できますよね。
情報商材など自主コンテンツの販売
そして最後は自主コンテンツの販売です。
これは前述の2つとは異なり
広告したり販売する商品自体を自分で作ってしまう
という仕組みです。
すごく分かりやすい例で言えば、
有名な占い師の人のHPを見てみると無料で占えるものとは別に、
月額の使用料が発生する有料アプリへの動線て必ずありますよね。
でもこれは占いのような特別な専門知識がないとできない手法ではなく、
サイトに来てくれたターゲットが魅力的と感じてもらえる商品を
自分で作れれば良いのです。
例えば恋愛コラムのブログで
「自分に自信をつけて魅力的な女性になるためのレッスン」
みたいなデジタルコンテンツを9,800円で販売したり、
ビジネス関連のブログで
「プレゼンテーションの極意!1Dayセミナー」
みたいなコンサルを5,000円で販売したりなどなど。
ノウハウ系の情報商材が多いです。
コンテンツ販売のメリットとデメリット
まずメリットは、
自分の経験や知識を生かして誰かの役に立つことができる
ということです。
アドセンスやアフィリエイトと大きく異なるのは、
自分が価値提供をすることに対する報酬として収入が発生するという点です。
そしてもう一つ、自主コンテンツ販売はやり方によって
アドセンスやアフィリエイトとは比べものにならないほどの収入
を得ることができます。
よく「年収3,000万」とか「月収1000万円」とか、
「嘘でしょー!」と思うレベルの収入を上げている人がいますが、
そういう人たちが実践しているのは大抵これです。
一方でデメリットは自分のコンテンツを作る手間がかかる、
ということです。
欲しいと思えるコンテンツやノウハウである必要がありますし、
何よりも販売者であるあなた自身に信用やブランド力がないと、
わざわざお金を出してまでコンテンツを買ってもらえません。
コンテンツも信用も一朝一夕では作り上げられないので、
この仕組みで収入を得るのにはある程度の期間が必要です。
一般人がブログで1万円を稼ぐための目安
最後に、これまで紹介してきた3つの仕組みで1万円を稼ぐためには、
どれくらいの集客や作業量が必要なのか、
簡単にお話ししたいと思います。
アドセンスで1万円を稼ぐために必要な数字
前述の通り、アドセンスのクリック単価(CPCと言います)は
大体20円くらい。
平均的なクリック率は1%〜3%程度です。
アドセンスで1万円を稼ぐためには、クリック率1%として
1万円÷0.01÷20円=50,000PV
が必要です。
5万回自分のブログページが表示される必要がある、
ということです。
ちなみに私がアドセンスで累計1万円の収入を上げた時の具体的な数字は…
・ブログを書き始めて3ヶ月目 ・48,000PV ・記事数:35記事
1ユーザーあたり3PVあったとして、
16,000人位(UUではない)が訪れた結果、
という感じでしょうか。
アフィリエイトで1万円を稼ぐために必要な数字
アフィリエイトは販売する商品の単価や、料率によって条件が大きく異なるので、
一般的な目安というのはありません。
例えば報酬が5,000円商品のアフィリエイトリンクをツイートして、
2人が購入してくれればそれだけで1万円です。
(現実的ではないですし、もはやブログの収入ではありませんが…)
ただあくまで一例として、
私が楽天アフィリエイトで約1万円を稼いだときの数字を公表すると…
・リンクのクリック数:1360回 ・実際の売上個数:193個 ・売上金額:95万円程度
そのうちの1%として約1万円が報酬として支払われました。
でもブログの内容や情報量次第ではコンバージョンは
もっと高くできるだろうし、
あくまでも私の場合、です。
コンテンツ販売で1万円を稼ぐために必要な数字
これもアフィリエイト同様、平均的な目安というのは言えませんし、
言えたとしても全く意味のない数字ですね。
なぜならアドセンスやフィリエイトに必要なものが集客数だとすると、
コンテンツ販売に必要なものは信頼やブランド力といった、
目に見えない要素が重要になってくるからです。
ですので極端な話、
販売するコンテンツさえできていれば1記事書いただけで1万円
を稼ぐことも可能ですし、300記事書いても、
1年間かけて販売するコンテンツを作っても、
全く売れないということはあり得ます。
ブログで収入が生まれる仕組みまとめ
いかがでしたでしょうか。
想定していたよりだいぶ長い記事になってしまいましたが、
ブログは芸能人だけではなく我々一般人でも
収入を得ることができる仕組みであることが、
わかっていただけたと思います。
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